晶子のお庭は虫づくし

晶子のレポート1

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2004年8月28日(土) 朝日小学生新聞 東大演習林の観察会 なくならないで都会の自然

 

2004年8月28日(土) 朝日小学生新聞ドキドキ書店へようこそのコーナーに掲載して頂いたレポートです。

夏休みに、東京都西東京市にある東大演習林の観察会に参加しました。『東大農場・演習林の生き物達』の監修と解説をしている中西章さんにお話を聞きました。中西さんは『バッタのオリンパック』『いそのいきもの』などのさし絵をかいている方です。観察会ではスズメバチの巣を見せてくれました。ハチは出てきませんでしたが、ちょっとこわかったです。
 東大演習林には、めずらしい木があります。ひとつはハンカチの木。春にはハンカチのような白い花がさきます。ふたつめはナンジャモンジャの木です。本当の名前はヒトツバタゴです。みっつめはメタセコイヤ。中国で見つかった生きた化石です。この演習林は、メタセコイヤの広い林になっています。
 ほかにもよいところがたくさんあります。東京に牧場やサイロがあるんです。いまは茶色の牛肉が飼われていますが、むかしは白黒の乳牛がいたそうです。イネの研究もしているそうです。
 この農場が千葉市にうつることになりました。あとにはビルやマンション、店が立ち並ぶかもしれません。そうなると演習林の自然に大きなダメージをあたえることになります。虫や林が少なくなり、最後はいなくなってしまうかもしれません。そうならないために、『東大の農場・演習林の存続を願う会』の方たちが観察会などの活動をつづけています。  晶子

 

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