晶子のお庭は虫づくし

バケツ稲の観察日記1

ホーム サイトマップ 2001年バケツ稲の観察日記

2000年4月8日(土)
種もみを水に浸ける。

2000年4月9日(日)
バケツ1に土を入れる。黒土に鹿沼土を少し混ぜ合わせたものに、化成肥料を一つかみ入れる。もう一つのバケツ2には、黒土3と鹿沼土3と腐葉土4の割合で入れる。バケツ1は水がなかなか吸わず、しょうがないので、手で混ぜました。泥んこ遊びを思い出すようなとても気持ちがいい。バケツ2には、木酢液を薄めて、入れる。バケツ2の方は、底無し沼みたいに、どこまでも手が入っていきます。

種もみの水を取り替える。(酸素が足りないと、種もみが腐るので、水は毎日取り替えたほへうがいいそうです。)

2000年4月14日(金)
白い芽が随分出できました。5ミリぐらいでしょうか。

2000年4月14日(土)
根も出てきましたので、円形ピートモス(ピートモスを圧縮したものてす。)に植変えました。でも芽の先の方が、少し茶色くなってきているので、ちょっと心配です。室内に置いていたので、少し日光不足だったのかもしれません。後は、元気になってくれることを祈るのみです。

2000年4月20日(木)
12個の種もみのうち一つだけ、芽から分かれて葉が出て来ました。

2000年4月24日(月)
ほとんどの種もみから、葉が出始めました。伸びたものでは、2センチぐらい成長しました。円形ピートモスを用意して置いたバケツに移しかえました。

2000年5月4日(木)
葉の方はほとんど伸びませんが、根の方は3本ぐらいに増えました。近所の田んぼでは、田植えが始まったようです。

2000年5月10日(水)
葉がやっと5センチぐらいになりました。もう少し大きくなったら植変えが出来そうです。

2000年5月22日(火)
稲の苗に訪問者が現れました。グレーがかったアブラムシです。でもどうやってきたのでしょうか。苗には一匹ずつです。翅も生えていません。ひたすら苗を登ったり下りたりして行き場を探しているようでした。中には水に落ちて溺れているものもありました。普段は草花を枯らしてしまう存在なのに、こんな時は助けたくなるのはどうしてかな。

すずめがバケツ稲の水をよく飲みに来るようになりました。

2000年5月26日(金)
稲もやっと10センチぐらいまで成長したので、植え換えをしました。思ったより根がはっていたのでびっくりしました。でもちょっと育ちは遅い気がします。

2000年6月1日(木)
苗を植え変えたら、急に伸びたような気がします。化成肥料入りの方が、葉の色がいいみたいで、腐葉土で育てている苗はちょっと元気が今一つです。

2000年6月9日(金)
化成肥料を入れたバケツ稲のほうは、15センチぐらいまで成長し、色もかなりいいのですが、腐葉土で育てているバケツ稲は葉の色も薄く先の方が、少し茶色く変色してきました。伸びも悪く9センチ止まりです。どちらも田んぼの稲と比べたらかなり成長は遅いようです。

7月28日(金)
一ヶ月以上観察日記をさぼってていたら、稲はすくすくと60センチまで成長していました。腐葉土の方は6月の時点で枯れ始めたので、化成肥料の入っているバケツへ移動しました。現在は40センチぐらいまで成長しました。

もっと虫が沢山来るかと思ったのですが、以外にも虫は来ていません。

2000年8月9日(水)
稲に来た訪問者はヤスデさんでした。農薬なんて使っていないのに、虫は殆ど来ません。どうしてでしょう。

2000年8月15日(火)
田んぼの稲はもう実をつけ始めていますが我が家の田んぼはまだ葉だけです。

2000年9月3日(日)

もう枯れてきたかなと思っていたのですが、今日見た時稲穂が出来て白い花が咲いていました。

2000年9月18日(月)

稲穂が垂れてきました。我が家ももう少しで収
穫の時期が来たようです。
2000年9月19日(火)
稲に少し病気が出てきました。実った稲穂のところ所が黒くなっています。このままほっておいても大丈夫なのかな少し心配です。稲が出来たら今年の冬に庭を訪れてくれる小鳥さんにごちそうしようと思っています。精米したものよりも喜んでくれるのではと期待しています。

2000年9月25日(月)

殆どの農家では稲刈りが済んだようですが、まだ終わっていないところもあるようです。昔な
がらの田んぼで稲を干す農家も少なくなりました。また干し方も農家によっていろいろです。
一本の棒のたがい違いにかけている所もあれば物干し竿にかけるようにしている所も見ら
れます。

 

2000年10月8日(日)
我が家の稲もやっと収穫出来る時期になりました。周りの田んぼでは干していた稲の取り外し作業が始まりました。

2000年11月3日(金)
刈り取らずに稲をそのままにしていたら今日<外ですずめが騒がしく鳴くので窓を覗いて見てみるとバケツ稲の穂に沢山のすずめが群がっていました。もう田んぼにも稲がなくなって餌が少なくなってきたのでしょうか。半分は刈り取って半分はすずめさんのご飯に残してあげました。また来年この刈り取った稲でバケツ稲に挑戦してみようと思います。

 

もどる つぎ ほーむ